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漫画の下描きとペン入れ:ラスタレイヤ/ベクタレイヤ:CLIP STUDIO

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漫画・絵本の永続性のために、ベクタ画像による描線を選ぶこともできます。

検証


OS:iPadOS 14
アプリ:CLIP STUDIO PAINT PRO 1.12

ラスタとベクタ


次はそれぞれ、ラスタレイヤとベクタレイヤで描いた描線です:[※1][※2]

ラスタによる描線:
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ベクタによる描線:
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原稿はほぼA4(漫画「商業誌用」)サイズですが、見た目はほとんど変わらない表現になっているのではないでしょうか?ーーこれはCLIP STUDIO が、手描きの描線を、ベクタ画像としてほぼ再現できるエンジンを開発〜実装していることによります。[※3]


※1
アプリ側での描線の補正がないように、どちらも「リアル鉛筆」(手ブレ補正:0)で描いています。もちろん輪郭線だけでなく、(陰影に使っている)カケアミもすべてベクタ画像です(ただしCLIP STUDIO は<面>のベクタ図形は実装していないため、ベタ入れのレイヤはラスタ画像ですが)。
※2
描画の感覚についても、(すくなくとも自分は)同じような感覚で描けています……ただこれについては、個人の持っている感覚や使っているデバイスによるでしょうけど。
※3
もともとセルシス社は、初期のアニメ/マンガ制作アプリ(2001年のComicStudio 、2002年のSTYLOS)から一貫して、手描き描線のベクタ画像での再現を追求していました。それが、映像/画像作品の永続性とシングルソース・パブリッシングを実現する要だと考えていたからでしょうか。