中間文書に記載した一般情報を、リンクトデータ/構造化データとして生成する例を、いくつか示します。
構造化データ
ここでは、中間文書に記載した一般情報を、リンクトデータ/構造化データとして生成する例を、いくつか示します。なお構造化データでは、次の形式・語彙を使います:
- ・
- 形式:JSON-LD
- ・
- 語彙:Schema.org
この形式・語彙で記述したデータをHTMLのページに埋め込むことで、検索エンジンは、検索結果の画面に、その語彙に見合った様式で表示するようになります(=リッチリザルト)。
構造化データ:イベント
たとえば、中間文書に「イベント」の情報を次のように記述している場合:
<!-- イベント情報 --> <x:event key="event_001"> <x:title>イベント#001</x:title> <x:date_start>2020-10-20 +09:00</x:date_start> <x:date_end>2020-10-21 +09:00</x:date_end> <x:location>**会館</x:location> </x:event>
次のように、ヒトが閲覧する記述と、機械が参照する記述(構造化データ)に変換します:
<!-- ヒトが閲覧する記述(HTML) --> <x:view name="event" ref="event_001"> <dl class="event"><x:prop name="id"><x:item prop="key"/></x:prop> <dt>イベント</dt><dd><x:item name="title"/></dd> <dt>開始日</dt><dd><x:item name="date_start"/></dd> <dt>終了日</dt><dd><x:item name="date_end"/></dd> <dt>場所</dt><dd><x:item name="location"/></dd> </dl> </x:view> <!-- 機械が参照する記述(JSON-LD ) --> <x:view name="event" ref="event_001"> <script type="application/ld+json"> { "@id" : "<x:item prop="key"/>", "@context" : "https://schema.org", "@type" : "Event", "name" : "<x:item name="title"/>", "startDate" : "<x:item name="date_start"/>", "endDate" : "<x:item name="date_end"/>", "location" : { "@type" : "Place", "name" : "<x:item name="location"/>", "address" : {} } } </script> </x:view>
この記述により検索エンジンは、検索結果の画面に、「イベント」特有の様式で表示するようになります。