ComfyUI を、クラウドのコンテナに設置する手順です。
関連
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- ComfyUI で画像生成 〜 なぜそこにつなぐのか:ComfyUI, Stable Diffusion
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- クラウドのコンテナでGPUを使う:GPC, Docker, nvidia-driver, cuda-toolkit
検証
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- サーバ
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- クラウド:GCP
- ・
- コンテナ:Docker
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- ホスト:Ubuntu 22.04
- ・
- ゲスト:Ubuntu 22.04
- ◯
- クライアント
- ・
- パソコン:macOS
概要
ComfyUI は、画像生成アプリのひとつです:
- ・
- https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI
構成
ここでは、次の構成で、アプリを設置〜利用します:
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- クラウドのコンテナに、アプリを設置
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- パソコンのウェブブラウザから、設置したアプリに接続
設置
次の手順で設置します:
サーバ上で、プロジェクトのフォルダ群を作成し:
$ mkdir ${directory_configuration} $ mkdir ${directory_project}
アプリのリポジトリを取得します:
$ cd ${directory_project} $ git clone --depth=1 https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI.git $ mv ComfyUI ComfyUI_ver_${yyyy_mm_dd_nnn} $ ln -s ComfyUI_ver_${yyyy_mm_dd_nnn} ComfyUI
コンテナの初期設定ファイルを作成し:
- ・
- ${directory_configuration}/Dockerfile
FROM ubuntu:22.04 RUN apt-get -y update RUN apt-get -y upgrade
コンテンナのイメージを作成し:
$ docker build --no-cache -t ${image} ${directory_configuration} $ docker commit ${container} ${image} # コミットする場合
コンテナを起動します:
$ docker run -it --rm --gpus all -v ${directory_project}:${directory_project} -p ${port_target}:8188 --name ${container} ${image}
コンテナで、ライブラリ群を設置します(適宜コミットします):
$ apt install python3 $ ln -s /usr/bin/python3 /usr/bin/python $ apt install pip $ pip install torch torchvision torchaudio --extra-index-url https://download.pytorch.org/whl/cu121 $ cd ${directory_project}/ComfyUI $ pip install -r requirements.txt
利用
サーバのコンテナで、アプリを起動し:
$ cd ${directory_project}/ComfyUI $ python main.py --listen --preview-method taesd
パソコンのウェブブラウザから、サーバのアドレスと指定したポートにアクセスします:[※1]
http://<address_server>:<port_target>/
- ※1
- ノードをグループにまとめることで、既定(Default)の画面を、次のようにシンプルにもできます:
- ・
- ComfyUI/web/user.css
.comfy-multiline-input { font-size: 20px; }
> convert to group node
利用:拡張
主要なカスタムノード群は、次から検索できます:[※1]
- ・
- https://ltdrdata.github.io/
- ※1
- これは、ComfyUI Manager が管理しているカスタムノードの一覧です(この管理機能を使うかどうかは、自己判断で):
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- https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager